NHK BSプレミアムで2009〜2019年にかけて放送された。
制作期間3日・カメラ1台・編集/合成なし・セットや小道具は自作 という厳しい条件のもと、番組が出す「お題」に沿ったコントを制作し披露する『お題コント』のコーナーも評判を呼んだ。
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2019年1月19日 放送
カテゴリー:小林賢太郎テレビ
オープニングは NONA REEVES の『大逆転』に乗せ華々しくスタート。
賑やかで、元気に、颯爽と、しかもお洒落なのに愉快。
行進する出演者を見ながら、ちょっぴり「カラフル忍者いろまき」のエンディングを思い出した。
どのコントも面白かったし笑ったけれど、中でも特に好きだったのはこの3つ。ものすごく好き。
・投道-TOUDOU- 小林賢太郎×スポーツ
・江戸のかみがたらくご 小林賢太郎×落語
・本と嘘 小林賢太郎×KREVA
因みに私は「本と嘘」を見て以降、リフュージンなことがあった時にはこっそり「ケロケロミーン」とつぶやくようになった。なぜだか不思議と元気が戻ってくるから。
今回の小林賢太郎テレビは、これまでとは少しばかり様子が違った。
番組そのものが「X」という壮大なお題コントになっている。「X」はそのまま「10」でもあり「×(かける)」でもある。
「小林賢太郎×スポーツ」とか「小林賢太郎×大泉洋」とか。
番組の軸となるドキュメンタリー風ストーリーでは、多種多様な『小林賢太郎のしごと』を擬人化して紹介。この表現には心底痺れた。
賢太郎さん「個人」の仕事を紹介しているようでいて実は、各セクションの「チーム小林賢太郎」を「もうひとりの小林賢太郎」として紹介しているのだと感じた。
そして全ての「ものがたり」は「長男:小林賢太郎」その人から始まる。
視聴者に最終回とは知らせぬままカットアウトした小林賢太郎テレビ。エンディング曲は KREVA氏の『最終回』だった。
よくもまあこんな「最高」で「ドンピシャ」な曲が存在したものだ。
告知しなかったのは「うるう」の時同様、最後の瞬間まで常温で楽しんで欲しかったからかもしれない。
未来へ向かう自身の背中を追わせるかのように番組を締め括ったニクい演出にも心が踊った。
「ここかぁ〜」と、地図を確認するその笑顔に嬉しくなった。
今はまだ賢太郎さんしか知らない「ここ」と、新たな旅の行方が楽しみで仕方ない。ワクワクワクワクワクワク。
■主な出演者:小林賢太郎/大泉洋/松重豊/KREVA/竹井亮介/辻本耕志/小林健一/久ヶ沢徹/犬山イヌコ/テツandトモ/が~まるちょば/ふじいあきら/柳家三三(語り)/鈴木杏(ナレーション)
■演目:オープニング/投道-TOUDOU- 小林賢太郎×スポーツ/小林賢太郎×大泉洋①/お題コントX アイデア/会社員に向かない人々 小林賢太郎×エンターテイナー/小林賢太郎×大泉洋②/お題コントX 何人?/紳士の解釈 小林賢太郎×コンビニ/お題コントX 証言/江戸のかみがたらくご 小林賢太郎×落語/小林賢太郎×大泉洋③/お題コントX 役割/本と嘘 小林賢太郎×KREVA/お題コントX 旅立ち
■お題コント:X
※番組そのものがお題という「最終回」ならではの構成。これまでとは趣が異なりお題コント作成の条件は設けていない。
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2022/12/01
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