小林賢太郎テレビ K.K.T.V

賢太郎さんが年に一度だけ「テレビでコントを披露」する番組。通称:KKTV。
NHK BSプレミアムで2009〜2019年にかけて放送された。
制作期間3日・カメラ1台・編集/合成なし・セットや小道具は自作 という厳しい条件のもと、番組が出す「お題」に沿ったコントを制作し披露する『お題コント』のコーナーも評判を呼んだ。

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オープニングがものすごくカッコいい第3回。
テーマ「日本語」を多角的にとらえ、笑いへと変換する手法の一端を垣間見ることができる。

人を笑わせるためには共通の知識が必要で、その共通知識として自ずと選ばれるのが「日本語」だと賢太郎さんは言う。 日本語が当たり前過ぎる環境にいることで「意味・語感・文字の形」の面白さを私は随分と見落として来たのかもしれない。

「学校でアナグラム」で紹介される「50音のアナグラム」は圧巻。
「思う壺」がツボ。

齋藤孝さん、KREVAさん、賢太郎さんの3人が、日本語を「ゲームの素材」として無邪気に遊ぶ「言葉ポーカー」のコーナーが大好きだ。 ゲームそのものも楽しかったけど、そこで交わされる会話がとにかく面白くて、いつまでも話を聞いていたかった。
この「言葉ポーカー」とは 賢太郎さんが作ったオリジナルのカードゲーム。「1枚では面白い言葉ではない」「配られた5枚のうちの3枚で文章を作る」 その決められたルールのもとで、何の変哲もなかった言葉達が「面白い文章」へと変身するさまが、とても不思議で面白くて楽しかった。
あのカード、書体も賢太郎さんの文字そのままにグッズで売り出してくれたらいいのに〜。


■主な出演者:小林賢太郎/竹井亮介/KREVA/齋藤孝/森屋さちよ/白崎誠也/高橋光/久保田祐佳(ナレーション)

■演目:オープニング/学校でアナグラム/そういうことではない展/ドキュメンタリー/思う壺/のりしろ/トツカク/言葉ポーカー/ムゴン/ワインレストランにあるまじき風景/思う壺/擬音侍 小野的兵衛/お題コント制作ドキュメンタリー/お題コント「双方向テレビ」/エンディング

■お題コント:双方向テレビ
ウチにはまだ「双方向できるテレビがないんだ・・・」なんて思いながら見た「双方向テレビ」。 そうか、パーマセルテープは伸びるのか。

「今までもこれからも変わらないこととしては僕が何を好きかと言うこと」「皆もそれを好きと言ってくれたら僕は幸せ」という言葉にはグッときた。 作品を通してのコミュニケーションの結果が共感であれ、その他の何かであれ、自分意外の誰かの感情を動かせるって凄いことだ。

日本語の特徴とその奥深さ、そんな面白さがてんこ盛りの楽しいコント作品「双方向テレビ」。
今すぐ私もあの世界を体感したいんだけど、あと何年待てばいいのかなあ・・・ぶ〜ん。

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2022/12/01

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