小林賢太郎テレビ K.K.T.V

賢太郎さんが年に一度だけ「テレビでコントを披露」する番組。通称:KKTV。
NHK BSプレミアムで2009〜2019年にかけて放送された。
制作期間3日・カメラ1台・編集/合成なし・セットや小道具は自作 という厳しい条件のもと、番組が出す「お題」に沿ったコントを制作し披露する『お題コント』のコーナーも評判を呼んだ。

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日本人なら誰もが知っているような風習や子どもの頃の遊び「日本の伝統」がテーマの回。
郷愁を誘う昭和な空気。ほんのり夕方の湿り気を感じる。 番組全体に流れるそれは、賢太郎さんが子供の頃に見ていた風景よりも多分、もうほんのちょっとだけ懐かしい世界。

あの「素語録双六」グッズで欲しいな。さりげなく「いつもの目」が描いてあるのもとてもイイ。 紙芝居「話が変わってくる話」からは、ものがたりを膨らませていくヒントをもらったような気持ちになった。

竹井さんとの二人コント「まやかしの画廊」は賢太郎さんの不気味さがクセになるし、衣装のコート姿も雰囲気があってカッコいい。 このコントと「郷土料理を妖怪にしてみた」は、どっちが先に生まれたのかな。どの妖怪も振り向くとその辺のすみっことかにいそうで、ちょっとドキドキする。 彼等が描かれた迫力の屏風絵、どこかの美術館が収蔵してくれたらいいのに。っていうか、賢太郎さんの作品ばかりを集めた美術館ができたらいいのに。

そして「祭の前」「祭の跡」に登場する「肌天狗」が愛くるしくて仕方ない。


■主な出演者:小林賢太郎/竹井亮介/モンブランズ/久保田祐佳(ナレーション)

■演目:オープニング「ふすま芸」/祭の前/翁隊1/懐音/素語録双六/紙芝居「話が変わってくる話」/郷土料理を妖怪にしてみた/いろいろなケンケンパ/まやかしの画廊/お題コント制作ドキュメンタリー/お題コント「畳」/翁隊2/祭の跡/エンディング「ふすま芸」

■お題コント:畳/テーマ「日本人」 ※番組から畳の現物を渡され小道具は畳一枚のみとの指示あり。
「賢太郎さんって本当に180センチ超えなんだ」と畳(江戸間かな?)に横たわる姿を見て実感。
からくり云々ではない「コント(軽妙な寸劇)」そのもののクオリティの高さにグッときた今回。 その練習風景にもなる程なぁ…と感動した。リアリティの追求。そうか、そうやんのかぁ〜。

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2022/12/01

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