「裏と表」とか「シンメトリー」とか、賢太郎さん味がとても深いKKTV9。
「百色眼鏡」「LENS」好きな私にとって、大森南朋さんとの共演にも胸が高鳴る嬉しい回だった。

どっぷりの昭和感が味な「合成家族」は、オンエアと円盤収録の内容がものすごく違うことにちょっと驚いた。 放送には使えても販売では使えない曲なんかが差し替えられることはよくあるけど、そうではない部分での再編集には 気づかないことさえある私が気づいたくらいに思いっきり違っていた。どっちもいい。 オンエアは尺があるから、カットしなきゃ収まらなかったのかな。
そう言えば小林賢太郎テレビ第一回での「合成」はブルーバックだったね。

ドラマ「島山ヤマシの事件簿」に登場したバー「TAMAYA」がとても素敵。
「ずがいこつ」と「説得選手権大会」はカジャラ公演からのリメイク版。
放送予告にも登場し、その時点で強烈なインパクトを残した新キャラ「屋上太郎」も見逃せない。

KKTVだけでも、屋上太郎、車掌さん、肌天狗、うそつきくん、ひまわりさん、零十、ムゴン、思う壺・・・ 賢太郎さんが生み出すキャラ達の振り切った「無敵」っぷりに乾杯！


■主な出演者：小林賢太郎／大森南朋／壇蜜／竹井亮介／辻本耕志／安井順平／久ヶ沢徹／菅原永二／伊勢佳世／嶋村太一／犬山イヌコ／鈴井貴之

■演目：オープニング／島山ヤマシの事件簿 1場／ずがいこつ／合成家族／島山ヤマシの事件簿 2場／屋上太郎／説得選手権大会／島山ヤマシの事件簿 3場／お題コント 制作ドキュメンタリー／お題コント「失敗」／島山ヤマシの事件簿 4場

■お題コント：失敗
賢太郎さんが「にいやん（兄さん）」と慕う「鈴井貴之さん」がお題の出題者だったこともとても感慨深い回だった。 そして賢太郎さんが「今までの中で1番難しいお題」「こんなに僕の内側を掻きまわされるとは思ってなかった」と言ったその コント「失敗」は「大成功」に終わった。
してやられたというか、何と言うか。「うっわーーー・・・」って、思わず声、出ちゃったもん。 やっぱり賢太郎さんってカッコいい。

「失敗は考えちゃいけない、そういうところにある人に失敗を考えてもらうというところに面白みがある」んだと、こんな 刺激的で果てしなく深いお題を思いついてしまう鈴井さんもカッコいい。

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