小林賢太郎テレビ K.K.T.V

賢太郎さんが年に一度だけ「テレビでコントを披露」する番組。通称:KKTV。
NHK BSプレミアムで2009〜2019年にかけて放送された。
制作期間3日・カメラ1台・編集/合成なし・セットや小道具は自作 という厳しい条件のもと、番組が出す「お題」に沿ったコントを制作し披露する『お題コント』のコーナーも評判を呼んだ。

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撮影当時「ロールシャッハ」の執筆のため、ニューヨークで暮らしていた賢太郎さん。 そのロケーションを核となるドキュメンタリー風コントに盛り込んだ。 セントラルパークでのほんのわずかなシーンだけれど、リスを目で追う笑顔の賢太郎さんにほっこり。

「森の奥より」は Potsunenの「ジョンと私」のリメイク版。似てるけど似てない。「ジョンと私」には ある種の怖さを感じたし「森の奥より」にはちょっとドキッとさせられた。 このコントについてのドキュメンタリー部分で、賢太郎さんの演出家の顔を見ることができるのも嬉しい。

KKTV2は「孤独と向き合うこと」が裏テーマのようにも感じられた。 だからこその「森の奥より」で、ニューヨークロケで、エンディングで・・・。 一度は離れようとした「孤独」だけれど、自分が自分であるためには必要なのだと、ポツネン氏は旅に出たことで気づいたのかも知れない。

「そうだけど展」の「地図シリーズ」が好き。
「テレビ小説 ない。」の大将な賢太郎さんがすごくイイ。
「ドラマを装飾してみる」のアナウンサーな賢太郎さんには、そのままガチのニュース番組でニュースを読んでみて欲しい。そのビジュアルと鼻濁音がステキ過ぎる。

「マヨネーズ」がツボ。


■主な出演者:小林賢太郎/竹井亮介/住吉美紀(ナレーション)

■演目:Opening/森の奥より/ポツネンの家1/マヨネーズ(※未放送コント)/クイズ/ドキュメンタリー1/手紙 1/そうだけど展/手紙2/シリーズ「ない。」(※未放送コント)/手紙3/ドキュメンタリー2/ドラマを装飾してみる/小林賢太郎への「お題」/小林賢太郎の「解答」/手紙4/ポツネンの家 2

■お題コント:3D
初めて見た時は、そのあまりの「鮮やか」さに感動し過ぎて、声も出なかった。
「ものすごいモノを見てしまった」あの衝撃は今でも忘れられない。

ドキュメンタリーは発表までの作業風景は勿論、思考と試行のプロセスも含め「面白い」の連続。 サラサラと絵を描きながら仕組みの説明をしている様子にも感動した。描くの速いし上手いしわかりやすい。 そして実際に手を動かして試すからこそ、そこから新しいアイデアが閃く。

憧れのクリエイターの「ものづくりの現場」を垣間見ていることに、感動しっぱなしだった。「3D」とは?についてもよく理解できた気がする。

どれも本当に面白い「お題コント」達の中で、個人的には「3D」が優勝!


ドキュメンタリーでの賢太郎さんの「スター・ウォーズのレイア姫は 結構答えな気がしてきたな」は、その言葉だけでは何のことだかわからない。 でも多分、映画好きな視聴者の多くは、一瞬で「それ」を理解した。賢太郎さんがいう「共通認識」ってまさにこれだよなあと、すごく印象に残っている。 この言葉が意味を成すのは、映画の「あのシーン」を知っている人に限られるから。

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2022/12/01

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