KKP 小林賢太郎プロデュース公演

小林賢太郎プロデュース公演「KKP」はその名の通り、賢太郎さんがプロデュースする演劇公演。 7作目の「ロールシャッハ」以降は「小林賢太郎 演劇作品」と表記されている。

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ノケモノノケモノ は2014年公演の演劇作品。
小林賢太郎 脚本・演出・プロデュース公演(KKP)#010。
音尾琢真(TEAM NACS)さんの演技に惚れ込んだ賢太郎さんが、彼のために当て書きした作品。



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▶︎『ノケモノノケモノ』の作品紹介/アーカイブ
▶︎『ノケモノノケモノ』キャスト座談会/アーカイブ



公演

・東京公演 5月21日(水)~5月29日(木)天王洲銀河劇場
・福岡公演 6月3日(火)~6月5日(木)ももちパレス
・名古屋公演 6月11日(水)~6月13日(金)アートピアホール
・仙台公演 6月18日(水)~6月19日(木)イズミティ21大ホール
・札幌公演 6月25日(水)~6月27日(金)札幌市教育文化会館大ホール
・広島公演 7月1日(火)~7月2日(水)アステールプラザ大ホール
・大阪公演 7月4日(金)~7月10日(木)サンケイホールブリーゼ
・横浜公演 7月15日(火)~7月20日(日)神奈川芸術劇場ホール


あらすじ

原宮(主人公)は営業先の獣ヶ淵のバス停でバスを待っていた。 いつの間にかそこに現れたイルマと会話するうちに、気づくと彼は行き先のわからないバスに乗り込んでいた。 「特別だと思われたい」のに「人と違うと不安になる」そんな誰かの物語。


キャスト

・音尾琢真(TEAM NACS)
・辻本耕志
・高橋良輔
・小林賢太郎


スタッフ

・脚本・演出・美術小林賢太郎
・宣伝美術good design company
・制作・著作トゥインクル・コーポレーション




「賢太郎さん!実は私も音尾さんのお芝居、大好きなんです!」と声を大にして伝えたかった作品。 二人の出会いに感謝。もしかしたら賢太郎さんは、音尾さんと釣りに行ったりしたのかな。


賢太郎さんが生み出すキャラクターはどれも魅力的だけど、 中でも「イルマさん」は賢太郎さんのお気に入りの役なのだとか。 ドリーに思いを馳せずにはいられないその衣装も、とても印象的。

人にはどこまでが許されるのだろうと時々思う。 どんな理由でどんな背景で「タブー」かもしれない領域に踏み込むのか、 心情的に許せることであればそれは許していいものなのか。その許すは誰の許すなのか。 もしも当事者になってしまったら何を拠り所にすればいいのだろう。


先日テレビで「実は人には自由な意志はない」という面白いテーマの番組をやっていた。 脳の神経細胞を飛び交う「電気信号」は人の「意志が関与する前」に動きだし、 その後付けで「意志」が生まれるという研究結果が既に出ているのだそうだ。 人が「自由な意志」だと思っているモノは、実際には脳がつくっている錯覚や幻想かもしれないらしい。

だとすると「意志」と「記憶」で構築されているハズの「自分」をどう定義すればいいのだろう。 なんだか考えれば考える程「自分」がどんどん「正体不明」になっていくようで落ち着かない。


自分のルーツを知り、人生の設計図を手に入れたとしたら、そこに記されているのは「在るべきの自分の姿」なのだろうか。 それは「本当の自分」なのだろうか。対峙した「自分」はそれを受け入れるのか、それとも・・・。 一番近くて一番わからない「自分」こそ、人生最大のミステリー。


ところで


賢太郎さん、けものそばのけものって何ですか?





2022/12/27更新

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