TRIUMPH（トライアンフ）は、2008年公演の演劇作品。
小林賢太郎　脚本・演出・プロデュース公演（KKP）#006。

公演

・東京公演　2008年8月23日〜9月3日　本多劇場
・神戸公演　2008年9月11日〜9月15日　新神戸オリエンタル劇場
・広島公演　2008年9月18日〜9月19日　アステールプラザ
・福岡公演　2008年9月26日〜9月28日　大野城まどかぴあ
・札幌公演　2008年10月2日〜10月4日　かでるホール

あらすじ

可もなく不可もない空っぽの青年カフカ（夏歩香）は、謎の男に連れられて不思議な屋敷を訪れる。 そこで出会った執事とメイドは、彼にある「頼み事」をするのだった。ふたりの「頼み事」とは？ 果たしてカフカはその「頼み事」に応えられるのか？

キャスト

・カフカ：小林賢太郎
・執事：犬飼若浩
・メイド：森谷ふみ
・ウィザード・トライアンフ：YUSHI

音楽

音楽は田中知之が担当。

タイトルの「トライアンフ」とは、勝利・征服・大成功 という意味で、厳しい闘いや長い闘いでの勝利、大きく差をつけて勝った場合に使われる表現。 それと併せて、手品の世界では表裏バラバラのカードの向きが一瞬で揃うタイプのカードマジックをトライアンフ（＝勝利）と呼ぶ。

何かに挑戦するのであれば、どうせだったら「勝利」したい。

でももし、本人がそう自覚するまでに時間がかかるとしたら、周りはそれを待てるだろうか。
また本気で挑んでいてもなかなか結果が出ないとしたら、やっぱりそれを待てるだろうか。
結果を残せなかった時、その過程こそが大切なのだから・・・と、誰もが納得できるだろうか。
しかもそこに「タイムリミット」があるのだとしたら。

そんないろいろを考えずにはいられない、それでいてとても可愛いファンタジー。