KKP 小林賢太郎プロデュース公演

小林賢太郎プロデュース公演「KKP」はその名の通り、賢太郎さんがプロデュースする演劇公演。 7作目の「ロールシャッハ」以降は「小林賢太郎 演劇作品」と表記されている。

▶︎ 小林賢太郎演劇作品 公式YouTube

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振り子とチーズケーキ は2013年公演の演劇作品。
小林賢太郎 脚本・演出・プロデュース公演(KKP)#009。
本作から表記が「小林賢太郎プロデュース公演」から「小林賢太郎演劇作品」へ変更された。
2014年5月21日にDVD・Blu-ray発売(2013年12月21日:東京グローブ座での公演を収録)。


▶︎ 振り子とチーズケーキ(Blu-ray)
▶︎ 振り子とチーズケーキ(DVD)

▶︎ 『振り子とチーズケーキ』インタビュー/アーカイブ



公演

・東京公演:2013年10月9日〜10月14日(本多劇場)
・広島公演:2013年10月18日〜10月19日(アステールプラザ中ホール)
・福岡公演:2013年10月22日〜10月28日(西鉄ホール)
・仙台公演:2013年11月6日〜11月7日(仙台市青年文化センターシアターホール)
・札幌公演:2013年11月15日〜11月17日(かでるホール)
・新潟公演:2013年11月20日〜11月21日(長岡リリックホール・シアター)
・名古屋公演:2013年11月27日〜11月30日(テレピアホール)
・大阪公演:2013年12月3日〜12月15日(ABCホール)
・東京公演:2013年12月19日〜12月26日(東京グローブ座)

あらすじ

図書館で働く主人公が公園のベンチで「花柄の日記帳」を拾う。 誰も間違えていない、誰も嘘をついていない、錯覚ではない錯覚とその客観性について・・・の物語。

キャスト

・竹井亮介
・小林賢太郎

スタッフ

・脚本・演出:小林賢太郎
・図案:good design company
・制作・著作:トゥインクル・コーポレーション








賢太郎さんが「狭くて広い」と表現した、小さな劇場空間で繰り広げられる自問自答の物語。
日々頭の中で浮かんでは消える、いわゆる「何気ない考え事」でさえも、賢太郎さんの手にかかると こんな素敵な「ものがたり」に変わるんだと驚嘆した「振り子とチーズケーキ」。

「振りチー」と言えば、キャス キッドソンな「日記帳」に「花柄さん」。
そもそもスーツを作るための生地ではないから、花柄さんの衣装は作るのも着て動くのも大変だったらしい。 それでも「日記の彼女」像を具現化するために、どうしても必要な要素だったのだろう。 もしも日記帳が「あの花柄」ではなかったら、例えば、リ○ックマとか迷彩とかアニメ柄だったら、多分もっと違う展開になっていたハズだ。
そのキャス キッドソン、日本法人は2021年に倒産し旗艦店もなくなった。時の流れを感じる。


私にとっては、観る度に「好き度」が上がっていく、味わい深い作品「振り子とチーズケーキ」。 これからもどんどん好きが増して行くんだろうな。

あと、お恥ずかしい話ではあるけれど「アトランティスへの地図」という冒険小説を購入しようと、本気でネット検索してしまった私。 ある意味「良いお客さん」なのかもしれない。





2022/12/27更新

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