ラーメンズ・勝手にベスト10
本公演オール
…ではとてもじゃないけど収まらなかったので20作品チョイス
カテゴリー:本公演
第1位:アトムより
(第12回公演:ATOM)
ついさっきまで「ここ」だと思っていた「どこか」の日常に包み込まれる心地良さ。
何よりタイトルがとてもいい。『アトムより○○○へ』とも『アトムよりも・・・』とも。
第2位:器用で不器用な男と不器用で器用な男
(第09回公演:鯨)
笑っているのに切なくて、驚くほどに美しい。最後のセリフが激ヤバです。
第3位:銀河鉄道の夜のような夜
(第16回公演:TEXT)
ピンと張り詰めた冷んやりとした空気、満天の星空に流れる天の川。 宮沢賢治の世界観を踏襲しながらも「ラーメンズでしかない」空間がそこにある。なんてカッコイイんだろう。 そしてなぜかいつも泣きそうになる。この作品を見て以来、ひとりでも『しりとり』がとても楽しい。
第4位:条例
(第16回公演:TEXT)
かつて、こんなに笑ったことがあっただろうか。最高オブ最高!
第5位:採集
(第12回公演:ATOM)
かつて、こんなにコントの続きが気になったことがあっただろうか。伏線回収の見事さに脱帽!
第6位:アトム
(第12回公演:ATOM)
超えてはいけない一線なのに、父の気持ちも痛いほどわかる。人はいつから大人になるんだろう…。 夢を持ち続けることと自分に正直であることの残酷さ。最後のセリフがまた秀逸。
第7位:小説家らしき存在
(第11回公演:CHERRY BLOSSOM FRONT 345)
これにはシビレた。売れっ子作家『常居次人』、私は彼の何作目を好きになるのだろう。
第8位:現代片桐概論
(第2回公演:箱式第二集)
ラーメンズと聞くとこの作品を思い出す人も多いかもしれない。
第1回から参加した「NHK 爆笑オンエアバトル(観覧審査員の投票でオンエアが決まる番組)」で、
「現代片桐概論」は番組最初の「オーバー500(番組での高評価の代名詞)」512KB(キロバトル)を記録。1位通過で見事オンエアを勝ち取った。
残念ながら公式YouTubeへはアップされていない。
賢太郎さんの公式サイトでは、DVD・Blu-rayの購入先リンクが発売元のポニーキャニオンではなくアマゾン。
「現代片桐概論」が収録される DVD「零の箱式」は現在、中古の販売のみのようだ。
▶︎ ラーメンズ特別公演『零の箱式』
第9位:片桐教習所
(第4回公演:完全立方体~PERFECT CUBE~)
賢太郎さんのキュートさがひときわ輝く「片桐教習所」。
ショパンの革命を聴く度に、頭の中でこのコントが繰り広げられてしまう。恐るべき条件反射。
「片桐教習所」は、共にDVD「零の箱式」に収録されているコント「タカシと父さん」とあわせて鑑賞するとより楽しめるのだが、
いずれも公式からYouTubeへの動画のアップなし。残念。
▶︎ ラーメンズ特別公演『零の箱式』
第10位:イモムシ
(第15回公演:ALICE)
可愛くて愛おしい胸キュン♪コント。アイデア満載。賢太郎さんが黒子ではなく「顔を出して」表情豊かに演じているのもツボ。最強のペア、ヒデとレイコよ永遠に〜。
第11位:透明人間
(第6回公演:FLAT 透明人間)
なぜか「トムとジェリー」を思い出した。発想や道具の使い方が漫画チック。あの手この手で楽しませてくれる爆笑コント。 賢太郎さんが現役の「学生さん」に見えちゃうのもスゴくイイ♪
第12位:バニー部
(第15回公演:ALICE)
時を経て、カジャラ#2で立派な大人に成長した貴方に会えた時は本当に嬉しかったよ「大吟醸」。賢太郎さんのモノマネもふんだんに見ることができるお得感満載のコント。
第13位:バニーボーイ
(第13回公演:CLASSIC)
抱腹絶倒なのにふと我に帰った瞬間ゾッとする。お互い言葉は通じているのに実際には「何ひとつ伝わっていない」恐ろしさ。 自分を取り巻く世界も実のところはそんな関係ばかりなのかも・・・。
第14位:スーパージョッキー
(第16回公演:TEXT)
おい〜、馬〜。馬よ〜! もう全力で馬鹿馬鹿しい。優勝!!
第15位:バースデー
(第9回公演:鯨)
この振り切った感じがクセになる。ほぼ「心の声」だけで展開する構成が面白い。
第16位:不思議の国のニポン
(第15回公演:ALICE)
思わず調べたドイツ村。
第17位:マーチンとプーチン2
(第11回公演:CHERRY BLOSSOM FRONT 345)
なんでかな。ちゃんとマーチンとプーチンがしゃべってるように感じるのスゴイよね。
第18位:新噺
(第12回公演:ATOM)
いったいどのくらい練習したんだろう。賢太郎さんと仁さんの「阿吽の呼吸」の心地良さに内容の面白さが相まって、もう感嘆のため息しか出てこない。
第19位:風と桶に関する幾つかの考察
(第15回公演:ALICE)
「演じる」と「喋る」。エピソードごとにその役割分担を交代するパフォーマンスがピタリとハマって小気味良い。 小林賢太郎テレビ8ではリメイク版が放送された。
第20位:帝王閣ホテル応援歌
(第13回公演:CLASSIC)
さあ、ご一緒に!「ドン ドン ドンドンドン♪」
私の「好き」「ツボ」「これはぜひ見て欲しい」を並べただけのベスト10(実際はベスト20)。
結局20作品なんかじゃ「好き」は収まり切らなかった。そりゃそうだ、だってラーメンズだもん。
そして時間が許すなら「ひと公演まるっと通しで観るのがベスト」だと改めて感じたのでした。
2022/12/01
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