「許して下さい」は見ていていたたまれなくなる。なのに強く惹きつけられる。

第10回公演：雀　許して下さい

「ごめんなさい」じゃなくて「許して下さい」なのが私的には辛くなるポイントなのかな。 賢太郎さんから漂う狡い感じがつらいし、二人の間に何があったのかも何となく想像がつくから更にきついし。なのに目が離せなくってついつい見てしまう。上手いな。

自分が悪いのわかってて、でも素直にごめんなさいって言えない。そういう時ほど変な機嫌の取り方してくるよね・・・って言う、あの何とも言えない感じがね。


賢太郎さんはこれでもかってくらいに芸達者で、怒って壁にもたれかかってる仁さんはオーラ半端なくてしかもめっちゃ美しい。 そんなところにも、私はとても惹かれているんだと思う。多分。

「自分で考えよーっと」と言いながら、徐々に泣きそうな顔になっていく賢太郎さんの表情の変化が凄く好き。その追い詰められた崖っぷち感とダメダメっぷり。彼は自分で自分を追い詰めてるんだけど。

彼は許されて初めて、土下座したまま何度も何度も「ごめんなさい」って謝ったんじゃないのかな。 そして、堰を切ったように泣き出すんだろうな。いじっぱりだな。なんだか可愛いな。


背が高いと、カーテンレールの掃除が楽そうだね。

餌をやったチャールズが何なのか、凄く気になる。犬じゃない気がしてる。

▶︎ 雀　DVD

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