第10回公演:雀
本公演第10回
2001/12/28~2002/01/27
カテゴリー:本公演
「小林賢太郎テレビ10」の大泉洋さんとのやり取りで、宇宙人の肩を持つ持たないのくだりが出てきた時に、 コント「雀」の「ウメボシイソギンチャク」と「スベスベマンジュウガニ」の肩を持つ持たないのくだりを思い出し、とても嬉しくなった。 こんなところにラーメンズ・・・みたいな。
第10回公演:雀 雀
このコントは動植物についての詳細情報が聞けるのも面白い。冒頭の白菜の解説は圧巻。世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるのだと改めて感じ入った。
セイタカアワダチソウについての解説とそれに人の生死を絡めてくるあたりは、ものすごく考えさせられた。「増え過ぎると自分で枯れる」ちょっとドキッとする言葉だ。
自己死(アポトーシス)とは多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、その個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる
管理・調節された細胞の自殺(プログラムされた細胞死)のことだ。やっぱり・・・かなりドキッとする。
そして人を楽しませる目的とは違う平然と騙す感じやゲリヒコの扱いに、この部屋主の人柄が見え隠れして、
そばにいるのは危険な匂いがプンプンしていて、だからこそ彼の殺し文句が恐ろしい。
俺を相手にしてくれるヤツ、発見!
霊長類・ヒト科・ホモサピエンス・モンゴロイド・雄!お前!
この友人・・・多分、一生、この部屋主から離れられないんだろうな、何となく。
そんな、良いんだかどうなんだかよくわからない、何とも言えない感覚に陥るコント「雀」
頼りにされることで、人は自分の存在価値を見出すものなのかもしれない。
2022/12/01
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