絵本 『カキワリの劇場』 ができるまで のこと


「小林賢太郎のノート」について、日々思うこととか感想とか。


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2023年

2023/01/27(金)


「つくりたいものをつくろう」との思いに至り、それが形になるまでのお話。


ものすごく面白かった。
そして本当にいろんなことがあったんだなあと・・・。



「まる一年以上かかった」という絵本づくりのプロセスを知り、改めて感じたのは 「賢太郎さんは日々、コツコツと地道に積み重ねることができる人」だということ。 ご自身をよくビーバーに例えるけれど、本当にピッタリな表現だと思った。

何より、やりたいことを「自分でわかっている」こと自体がすごい。
つくりたいものを「自分でわかっている」ことはさらにすごい。
どちらもわかっていない人は、実は案外多いと思う。

とりあえず何かをやっているうちに形になることもあるけれど、朧げだとしても「やりたいこと」「つくりたいもの」を 自分でわかっているって、私にはとても特別なことのように思える。少なくとも「自分探し」は終わっているわけだ。 私はまだ探している途中なのでとてもとても羨ましい。


「自分が本当につくりたいもの」だからこそ、積み上げずにはいられない。

近い体験なら私にもある。毎日そのことで頭がいっぱいになるあの感じ。失敗もあるけど、手がける作品が 目の前で少しずつ思い描いたものに近づくワクワク感。時には偶然の発見や出会いもある。 あの感じが欲しくて今も迷走している。

私は普段からものづくりの現場を見たり、裏話を聞いたりするのがとても好きなのだけれど、 それが「賢太郎さんの」となると、もうたまらなく大好きだ。それは作品そのものにも匹敵する。


何より今回のnoteでは「ものづくりに没頭する生き生きした賢太郎さんの様子」を目の前で見ているような気持ちになり、ワクワクしたしとても嬉しくなった。 そして、不覚にも泣いてしまった。本当にいろんなことがあったなあ・・・と、感慨に浸った。



絵本『カキワリの劇場』は、大寒波による雪の影響などで私の住む地域では配送がかなり遅延している。 期待で気持ちが高揚するのもあり、大きめの本屋さんなら届いているかも、と仕事帰りに立ち寄れる書店は全て回ってみたけれど、やっぱりまだだった。だよね。 どうせ待つのなら、既に時間差で体感された方々の情報は極力入れないようにして、まっさらな状態で対峙したいと思う。

ああ、ワクワクする。

絵本が届いたら、ここに書ける(ネタバレしない)範囲内で感想を書きたい。



▶︎「カキワリの劇場」へ入ってみた





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